2013/09/30

今月は細かい前置きは抜きにして本題から入らせて頂きます、俺。


「シルバーアクセスタイルマガジン」誌面上に於いて、
自分が担当してきた企画。
「RUDE MATERIAL」と「クロムハーツvs十三」
及び巻末のLoud Style Designの企画から引退する事にしました。
それに伴い「RUDE MATERIAL」「クロムハーツvs十三」の企画を
引き継いでくれる方を募集致します。
(細かな内容・ブランドを変更していっても構いません)
また、巻末のLoud Style Designの企画については、
どう変化させるかが現時点では決定していないので未定ですが、
企画の持ち込みについては受け付けています。
「シルバーアクセスタイルマガジン」編集長との合意のうえで
今回の募集を行っていますが、
窓口・企画の監修は自分が担当する事になっておりますので、
応募は下記アドレスにお願い致します。
また、一般の読者の方、シルバーアクセサリー業界の方からの
御意見・御感想をお伺い出来ますと幸いです。

refuse89@gmail.com


*シルバーアクセサリーブランドの運営、
 もしくはこれから運営予定の方。
*誌面に対して明確なヴィジョンをお持ちの方。
*打ち合わせ・撮影に必ず参加可能な方。
*年齢・性別・経験は問いません。
*応募締め切りは2013年10月7日とさせて頂きますが、
 期日以降でも企画に参加したい方の御意見は受け付けております。

尚、誰も企画を引き継ぐ方がいらっしゃらない場合は、
そのまま自分が企画を続けて担当するか、
企画自体が消滅する事となります。

何卒、宜しくお願い致します。

2013年9月
REFUSE/高蝶智樹


ここから少し、引退についての説明と経緯を書こうか、俺。

2013年現在、シルバーアクセサリーを紹介する全国誌
所謂なシルバーアクセのムック本は2種類。
(今年はもう一誌増えるという話も耳にはしているが)
「シルバーアクセスタイルマガジン」と「シルバーアクセ最強読本」
「シルバーアクセ最強読本」の方は、はっきり言って、よく解らん、俺。
今のところ仕事する気も無いし、内容がクダラナ過ぎて
写真も文章も一向に良くならないので、何のこっちゃ解りません。
「シルバーアクセスタイルマガジン」の方は、
1号目の発行から携わってきたが、
業界的にも後発だった事もあってか内容は当初から変化してきた。
事、ここに至っては、変化させてきたと言った方がいいか、俺。

どのくらい企画に携わってきたかは、今までに発行されている
「シルバーアクセスタイルマガジン」を見て御理解頂けるとは思うが、
別にスタッフクレジットで俺の仕事が明記されている訳でも無いので、
ここ最近の携わり方を説明しておくと、
表紙の及び中面紹介でのスタイリングと構成。
スタイリング企画「RUDE MATERIAL」「クロムハーツvs十三」
巻末「Loud Style Design」
テスト企画で「GULTTER EFFECT」なんてのもやったな。
表紙関係の企画は協力出来る時は参加する感じで携わってたので、
毎回携わってた訳ではないし、「GULITTE EFFECT」に関しては、
編集長と話し合ってフリーで任されたページを次の世代の為に割いたが、
その後は誰も手を挙げるブランドが居なかったので企画自体が無くなった。
「シルバーアクセスタイルマガジン」に携わって8年になるが、
実のところ、6年目にはもう既に、
シルバーアクセサリーのムック本に関わるのは辞めようと思ってた。
辞めようと思った理由は単純で、
お決まりのブランドがお決まりの企画をやっているのは、
雑誌にとって良く無いと思ったからと、
雑誌の方向性が良くなってきたのを実感して、
此処からは次世代のブランドが暴れ回る番だと感じてたからだ。
とは言え、バイト出勤三日目で「僕、辞めます」「はい、どうぞ」
みたいには出来る訳も無いので、
「シルバーアクセスタイルマガジン14」の撮影前に、
編集長には話をしていたんだが、物事ってのはそう簡単には決まらない。

話をしても「高蝶さん。いつもの冗談でしょ!?」ぐらいな感じだったし、
辞めると言い始めてた俺自身も、
辞めた穴を誰がどう埋めるのかまでは考えてなかった。
そこで14号の「GULITTER EFFECT」で、
大先生(Dual Flow)とユータ(Ability Normal)に参加してもらい、
16号では「RUDE MATERIAL」で古谷巨匠(大人の玩具屋・ストフリ)
に撮影にも参加してもらって様子を見る事にした。
しかし、
その後の編集部に自分から手を挙げてくるブランドも居なかったし、
俺のところに企画について話をしに来る奴も皆無だった。

状況的な部分で正直な話をすれば、
このまま企画を俺が続ける事は難しく無い。
スタイリングのアイデアはいくらでも有るし、
やってみたい企画もまだまだ有る。
でも、内側を変革する作業を俺がやるのは終わりにしようと思う。

俺がシルバーアクセサリーの専門誌に関わる様になって、
記憶に有る限りだと12年目になるが、
関わり始めた当初に掲載されていたブランドの
諸先輩方・上の世代の連中が何やってたかって、

時代のおかげで稼いだお金で広告出して、
テキトーに取材が来るの待ってただけじゃん。
そんで在りもしない権利やら何やら主張して、
裏でゴチャゴチャ言ってただけでしょ。
大して企画考える必要も無かったし、
せいぜい広告代理店に文句言ってたぐらいでしょ。

別にそれを今更、証明してどうたらとか無いけどさ、
そうやってた結果が今のシルバーアクセサリー専門誌でしょ。
大物ぶって、やれ伝説だの伝統だの書かれて胡座かいてたら
考える脳味噌が溶けちゃったのかな?
誌面を良くして次の世代に手渡そうなんて考えの欠片も見えないし、
名前ばかりの広告代理店がやたらと幅効かせてのさばってた時代。
そんな良い時代だけツマミ食いして後は知ったこっちゃありません。
って、随分な御身分ですな諸先輩方に名前ばかりの広告代理店の方々。

まぁ、最初っから雑誌なんか興味ねぇって方や、
雑誌にしたって他のフィールドで頑張ってた方もおられるでしょうから、
そーゆースタンスの人までどうのこうの言う気はねぇし、
今更の話だから文句書きたい訳じゃねぇんだけど、俺。
兎に角、空きがねぇならオコボレ頂戴も出来やしないから、
無理矢理自分のスペースこじ開けるしか無い時代の中で、
自分が誌面に顔を出して内側を破壊する作業に努めて6年。
其処から内側の変革に6年。

もう充分だろう。
10年間はやろうと思ってた作業が、
2年長く続いてしまっただけでも余計な事だ。
こう書いても、いまいち意味が解らないかもしれないが、
企業の持っている資本力ではなくて、
個人が持っている能力を発揮出来るスペースを創り上げる。
その事に尽力してきた歳月だった。

上の世代の連中が放ったらかして、
企業と広告代理店が都合と権利をゴリ押しして、
文句と誹謗中傷と脅しと宥めすかしに満ち満ちた12年以上の歳月の中で、
企業もブランド達も移り変わったが、
一個人だけが変わらないのは業界にとってマイナスでしかない。

しかも、その一個人のブランドの取引先の殆どが、
シルバーアクセサリー業界で無いのなら尚更だ。
対読者って部分では落としどころは間違ってないが、
対業界って部分では落としどころがズレまくってるわけだから。

もし、これから先のシルバーアクセサリー業界が、
こうした企画やスペースを必要としないなら、

それが業界の姿って奴だろう。

やる気のまるで無い腑抜けの集まりっていうね。

つまり、そんな腑抜け共の為に頑張って色々と考えちゃった、
超がつく程のマヌケって訳だ、俺。


さて、ここからは個人的な意見と感情面を書くので、
裏付けが有って書いてる文章じゃ無く好き勝手に書いていこう、俺。

ブランドってをやってくうえで、
絶対的に必要な要素が何かってのを問われたなら、
ヴィジョンが在るって事になると思う。
知識や経験や技術や資金よりも先に必要なのは、ビジョンだ。
少し飛躍するが「RUDE MATERIAL」や
「クロムハーツvs十三」の企画にしても、
巻末のLoud Style Designの企画にしても、ヴィジョンが在るか無いか、
それを具現化出来るか表現出来るか。それが重要なポイントだ。
だから、ブランドをやっている奴なら企画自体は、
上手い下手はあるにしても誰でも出来て当然だと思ってる。

勿論、立場やスタンスってのは理解してるつもりだ、俺。
気持ちとは別に仕事内容や距離的に携われない現状がある人や、
最初っからこうした誌面の企画には興味がないし、
能力を身につけるつもりも無い人。
自分のブランドでやりたい事は自分のトコだけスタンスもある。
そうした考え方ってのは自由な訳だから各々のやり方で構わないとは思う。
勿論、こうした誌面の企画自体が無くなって欲しいと思っているのならば、
それはそれで考え方の一つなので否定はしない。

でもね。

ムック本とかメディアに興味があろうが無かろうが、

一般的にはシルバーアクセサリー業界ってのは、

こうした数少ないメディアで見られてるんだよ。

売れ線に走ってる様で嫌だとか、
そーゆーのはダサいとか言ってんだったら、
テメーが変えてみせろや。

価格も表記されてない密室殺人みてぇな写真が売れ線か?
メディアや、タレントのスタイリングがダサいってなら、
一度も関わった事の無いお前が何故、そう言い切れる?
流動的な世間の情報を脳内構築してんだ?
一般的な基準を知らないで、どうして自分がマイノリティーだと言える?

選り好みしまくった範囲の中でしか成立させれない、
そんな世界観なんぞに誇り持ってるブランドなんて、
吹けば消し飛ぶ埃と変わらねぇ。

実際、SS NEWSで募集をかけてから今のところまでの応募数は、
メールで「興味はあるが今は時期じゃない」ってのが1軒。
名前も書かないで御意見だけ送ってきたのが1軒。
直接会って話して、「今の自分の役割じゃない」ってのが2軒。
名無しでメールだけ送ってきた以外は、
3軒とも俺と面識が有るブランドの人間だけ。

コレってアレかな?
皆さん揃って、
自分のブランドに対しての頑張りとかやる気とか無いのかな?
次世代の方々は?

地元だか電脳世界で築き上げたコミュニティだかで、
ローカルヒーロー気取って、
「いいね」とか軽々しい評価集めて悦に入ってれば満足なのかな?
世間的には全く知られてないけど、
電脳世界で一部のコミュニティだとヒーローになってる
「電脳彫金・ダレダマン」とかがお好みですか?
そーゆー世界の事はよく解らないので、
完全否定も出来ないが、紛い也にもブランドって看板掲げてるくせに、
やってる事はローカルヒーロー「鳥取戦隊・砂丘レンジャー」の
下部組織の末席のパシリの下級戦士ですか?
(スンマセン。鳥取にそんなローカルヒーローが居るかまでは知りません。
 鳥取県の方々ゴメンナサイ)

だいたいね。
俺如きロクデナシにゴチャゴチャ言われて、
意見する奴も居ないってのがオカシク無いかね?
ローカルヒーローコミュニティーの方々はヒーローに質問しないのかね?

「高蝶とかマジでウザくないっすか?」
「あんなんボケっすよ。ナスっすよ。ピンチョスっすよ」

そんな事とか言われないの?
そーゆー言葉に何て答えてんの?
やった事の無い仕事の世界を知ったかぶって偉そうな事言ってんの?
文句を陰口に変えてコミュニティー内の集まりでコソコソ?

聞こえねぇよ!!

欠片も見えやしねぇよ!!

まー、応募しなけりゃ、出来ませんでしたって結果も、
レベルの低い内容しか組めませんでしたって結果も無いし、
最悪、「そんな募集があったなんて知らなかったよ〜」
なんて言い訳も出来る訳だから、
我関せずでシカトしてた方がローカルヒーローの立場としては楽だよね。


でもさ、

次世代マシーンの方々が本当にやる気が有るのか?無いのか?
こうした企画を出来るのか?出来ないのか?
次の「シルバーアクセスタイルマガジン」が出た時に、
全国的に知れ渡っちゃいますけど、大丈夫ですか?

まぁ、大丈夫か。
そん時にはそん時の良い訳考えて何とかすんでしょ?
お客さんにも自分にも言い訳して、
「僕は魂込めて仕事してますぅ〜」とか言い続けんでしょ?

随分と安っぽい魂だな、オイ!!

誌面で企画がスタートした何年か前の時点で気付よ。
自分達にチャンスと爆弾が同時に落とされてるって事によ。


さて、最後に少しだけ企画の今後についてを書いて終わるとしよう、俺。


もしも募集期限までに応募者が無かった場合。
来たとしても能力的な問題やなんかで適任者が居なかった場合。
それを考えた、俺。
これに関しては、何故考えておかなければならないかと言うと、
雑誌、誌面を楽しんでくれてる読者の方々に迷惑が掛かるからだが、
対策の一つとしては、現状通り俺が企画を続行するという案があるが、
引退する意向なので出来ればそれは避けたい。
そうすると企画は消滅って事になる。

もう一つの対策があるが、
それは今ここで書ける内容だとは思えないので、割愛するが、
企画内容自体は少し変化しながらも続行させる事が可能だろう。

他にも幾つか企画を続行させる為のアイデアはあるけど、
取りたい手段では無いし、
出来れば次世代のブランドに企画を引き継いで欲しいと思ってる。


しかし、問題はこうした募集を行っていても

知らないままのブランドや、

読んでいるにも拘らず「知りませんでした」

を決め込む次世代に対して、

どうするか?だ。

そこで知っていようがいまいが逃れられない策を考えた、俺。

この文章をサイト上にUPした翌日、

雑誌・インターネットで知り得る限りの

直接的な繋がりが無い次世代ブランド、

繋がりが有ってもシカトしてるブランドに、

今回の募集をメールで送信して、

送信先のブランドリストをここで公開する。

さて、どうなるかな?

それでも、我関せずって憮然としてられるか?慌てて言い訳考えるか?
楽しみだなぁ、俺。