2012/07/31

町の名工。

町一番のラーメン屋。

たまに何かの謳い文句で見掛ける言葉だ。

果たして、本当に町一番なんだかどうだかは、

通りすがりの奴には知ったこっちゃ無いが、

本当に一番かの調査手前に、

町一番と謳うには、実力が云々よりも、

どうにも必要なモノがある。

それが、ローカリズム。

その地域・町をテリトリーとして活動、

そこでの評価・評判は、

町に居る人々に知れ渡らせ、

町以外のテリトリーでの活動も、

自然と町では誰かがふれ回る。

町一番とは、ローカリストの頂点。

すなわち地域に於いての実力を示すので、

昨日一昨日の話で町一番は謳えない。

必要になってくるのは、その地場を如何に牛耳るかの技術。

と、すれば聞こえが良く無い感じもしてくるが、

本当に町一番の実力ならば、

それはそれで素晴らしきかな我が人生。

町の人口数だの、面積だの、規模だのは如何程かと、

世界的水準に照らし合せた場合の、

その実力の程は定かじゃないが、

兎にも角にも、町じゃ一番。

町の飲み屋に行けば、

「○○さん。美味い酒が入ったんで!!」

近所のガキ共は、

「○○さん。っちゃ〜す!!」

大手を振って商店街を闊歩し、

馴染みの店の親父と

生意気な若手を締め上げる相談。

・・・・・・・・・・ダッセェ・・・。

あ〜いやいや、俺。

ソレはソレじゃん。

何にしても好きでやってんなら、いいじゃん。

別に口出しする必要も無い。

・・・・・・・無い・・・・よな!?

何て言うか、

コレ自体は良いんだか悪いんだかの判断が、

未だに自分の中でも判断出来ないんだが、俺。

例題として冒頭の町一番の話を書いたが、

つまり、言いたい話は、

ローカルヒーローは正しいのか?

って話だ、今回は。

シルバーアクセサリーの業界を見渡した時に、

必ず眼に付く、ローカルヒーロー像。

勿論、その地域や範囲を何処までと捉えるかで、

ローカルなんだか何なんだか、

その言い表しようは変わってくるが、

町のシルバーアクセサリー屋さんだとしたら、

何も悪い事は無い様な気がする。

気がするだけで、実態は知りませんが、俺。

ところが、業界って範囲を

ローカルって事で括るなら、

ブランドの活動というのは、

果たしてソレで良いんだろうか?

ってな、疑問が常に付きまとう。

そんでもって疑問は未だに解けてないし、

問題提起可能な程の解釈も無い、俺。

だから、今月はここまで。

「単純に時間がねぇから書かないだけだろ」

とか、言われたら、

そのまま仰る通りなんで、

そんな意見に聞く耳持つ必要も無い。